大垣扶桑紡績株式会社

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2016年11月10日
シニアマイスターによる現場教育

 大垣扶桑紡績では、過去の採用経緯から中堅層の社員が少なく、また今後ベテラン社員の定年などによる退職も相次ぐ見通しであることから、若手社員の「早期育成」とシニア層からの「技術継承」が大きな課題となっており、昨年から若手・中堅層を対象にした「シニアマイスター研修」を開始して社内全体の技術レベルアップを図っています。  シニアマイスターには、長年にわたり当社に勤務し、定年を迎えてもなお第一線で活躍している、まさに「歩く教科書」と呼ばれるほどの、紡績に関する膨大な知識を有するプロフェッショナルなベテラン社員を委嘱しています。現在、大垣・扶桑両工場にそれぞれ1人のシニアマイスターがおり、20~30代の若手・中堅層を対象とした現場技術継承指導に取り組んでいます。  大垣工場では前紡工程の機械保全業務を中心に、扶桑工場では生産管理業務を、基本から高度な技術にまで幅広く指導していただいています。当社の今後を背負うべき若手社員の一員として、シニアマイスターの知識をできるだけ早く吸収し、一刻も早く一人前の技術者になれるよう、努力していきたいと思います。         

大垣工場マイスターと生徒社員 

大垣工場マイスターと生徒社員 

扶桑工場マイスターと生徒社員

扶桑工場マイスターと生徒社員

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