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2017年10月17日
東レ株式会社
欧州R&D拠点の整備(AMCEUの開設)
-欧州環境車向け新素材のR&D機能を強化-

 東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:日覺 昭廣、以下「東レ」)は、この度、環境規制で先行する欧州でのグリーンイノベーション(以下「GR」)事業関連のR&D機能強化の一環として、2018年8月、ドイツ・ミュンヘン近郊に「オートモーティブセンター欧州(以下「AMCEU」)」を開設します。本施設は「事務所棟」と「実験棟(ショールーム含む)」からなり、総延床面積は約3,400m2です。    東レは2008年に、名古屋事業場内にオートモーティブセンター(以下「AMC」)を開設し、国内自動車OEMへの新素材を活かしたソリューション提案、技術開発、事業化を推進してまいりました。その結果、2014年度から2016年度の世界の自動車生産台数の伸びが年率約+2%の中、東レグループ全体の自動車用途向け売上高の伸びは年率約+10%と、自動車生産台数の伸び率の約5倍を達成いたしました。東レグループの自動車関連事業をさらに拡大していくため、AMCEUは、AMCの経験を活かしつつ、新規用途開発にも対応可能なR&D拠点、また欧州顧客へのワンストップサービス拠点として、欧州における中核的な技術開発拠点という大きな役割を担います。炭素繊維複合材料、樹脂、フィルムをはじめとする先端素材(中間基材)と、それらの特性をどのように引き出すかという使いこなしの技術(成形、設計)、実験・評価・技術支援を組み合わせた、総合的なソリューションを提供していきます。  世界の自動車産業において欧州自動車メーカーの躍進は著しく、自動車分野での炭素繊維複合材料の需要や、自動車部品の樹脂化に向けた開発では欧州が先行しています。また燃費規制が世界で最も厳しいことから、軽量化、EV化といったテーマへの取り組みにおいても、世界をリードしています。  当社は、電気自動車をはじめとする環境対応輸送機器に必要な新素材、工法、構造を大手顧客(OEM、Tier1)と協同して開発することで、当社の中期経営課題“プロジェクトAP-G2019”で掲げるGR事業成長戦略を実践するとともに、より厳格化する環境規制目標の達成、低炭素社会実現への貢献を目指します。    東レは創業以来、「研究・技術開発こそ、明日の東レを創る」との信念に基づき、基礎研究・基盤技術の強化とともに、技術融合と極限追求により、先端材料のR&Dを技術センターが 司令塔となって推進しています。今後も、コーポレートスローガンである“Innovation by Chemistry”のもと、最適なソリューション提案を通じて、持続可能な未来社会の実現に貢献してまいります。

以上
「オートモーティブセンター欧州(AMCEU)」の概要
1.施設名Toray Automotive Center Europe(AMCEU)
2.所在地ドイツ国ミュンヘン近郊
3.開所予定2018年8月 (事務所は2017年10月開所予定)
4.主な機能・設備
延床面積 約3,400m2、2階建
(1)設計設備、成形設備、評価設備
(2)ショールーム
(3)事務所、相談室

<AMCEU外観(工事中)>

<AMCEU外観(工事中)>

<完成予想図>

<完成予想図>