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2015年10月20日
東レ株式会社
植物由来の再生資源を粗原料とした世界初のスエード調人工皮革
Ultrasuede® PX(ウルトラスエード® ピーエックス) の販売を開始

 東レ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:日覺昭廣、以下「東レ」)は、この度、植物由来の再生資源(サトウキビ廃糖蜜)を粗原料としたスエード調人工皮革 Ultrasuede® PX(ウルトラスエード® ピーエックス)を、2015年10月から世界で初めて商業生産を開始し、2016年1月から販売を開始します。  当社は、ウルトラスエード®PXを地球環境の保全に関心が高い自動車、ファッション、インテリアなどの幅広い用途・分野のお客様に販売し、売上高は2015年度に1億円/年、2020年度には30億円/年を計画しています。  ウルトラスエード®は、開発から45年の歴史を持つスエード調人工皮革です。優れた質感や高い機能性は、ファッションの世界をはじめインテリアや自動車など様々な用途・分野で高い評価を受けており、上質な高級素材として広く認知されています。  今回のウルトラスエード®PXは、ウルトラスエード®を構成するポリエステルの粗原料の一部であるエチレングリコールに、製糖する際に副産されるサトウキビ廃糖蜜から製造されたエチレングリコールを使用したものです。この部分植物由来ポリエステルのバイオベース合成ポリマー含有率は約30%であり、ウルトラスエード®PX全体では、10%以上になります。  部分植物由来ポリエステルの物性は従来のポリエステルと基本物性が同等であることから、ウルトラスエード®PXは、通常のウルトラスエード®と同様に良好な質感と通気性、イージーケア性などの高い機能性を備えています。  当社は、ライフサイクルを通じて製品が地球環境に与える影響を評価する動きが社会で広がっている中、このウルトラスエード®PXを、高機能・高感性と、地球環境への配慮を両立させた先端素材として、様々な用途に提案して参ります。  東レは、中期経営課題"プロジェクト AP-G2016"における「グリーンイノベーション事業拡大(GR)プロジェクト」で、バイオマス由来ポリマー素材・製品の拡販などに取り組んでいます。  今後も東レは、合繊ならではの高い質感と機能性を備えた、先進的なグリーンイノベーション素材・製品などの先端素材の研究・開発や事業拡大を通じて地球環境問題の解決に貢献し続ける所存です。


以 上