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2016年1月11日
人工知能(AI)

人間と同じ思考機能を持つコンピューターが産業を変える

 人工知能(AI: Artificial Intelligence)とは、人間の脳が行っている推論や学習、連想、 判断といった知的機能を備えたコンピューターシステムのことを指します。人工知能の研 究は 1950 年代から始まりましたが、ウェブやビッグデータの発展、コンピューターの性能 向上を背景に、近年、深層学習(ディープ・ラーニング)の研究が進み、「第 3 次 AI ブー ム」を迎えています。  IoT (Internet of Things) の広がりにより、ロボット、家電、自動車など様々なモノから 膨大なデータが蓄積される中、人工知能を用いることで、ユーザーの行動履歴や提供情報 などのビッグデータをリアルタイムで分析し、何らかの意味やパターンを抽出することが 可能となります。これにより最適な広告やサービスの提供が可能になるとして、現在 Google や Facebook などの IT 業界大手が人工知能の技術開発の先陣を切っています。また、日本 においても 2015 年 5 月に産業技術総合研究所に人工知能研究センターが設立され、産官学 連携による取り組みを進めています。  人工知能を用いた技術としては、Apple 社が提供する Siri などの音声認識、自動翻訳、 ソフトバンク社の開発したペッパーなどのロボット、現在各社で開発が進む自動運転車な どが挙げられます。更には農業の自動化や物流の高度化、家事・介護、教育などの分野へ の応用も期待されており、様々な業界における産業競争力の要となるでしょう。

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