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2014年3月1日
経営センサー3月号 2014 No.160

■今月のピックアップちゃーと

観光立国へ一歩前進? ~2013年の訪日外国人旅行者数は過去最高の1,036万人~

【要点(Point)】
(1)本稿では、2014年の日本の産業を読み解く上で重要と思われるキーワードを筆者なりに選定し、解説してみたい。
(2)キーワード選定に当たっては、個別セクターの動向よりも、幅広い業種の企業経営や産業全般にかかわるテーマを中心に選んでいる。また、巷でよくある「今年のトレンド予測」や株式市場で材料となる一過性のテーマ探しとは一線を画し、現在日本の産業の底流で起こっていて、企業の経営に影響を与えそうな構造変化や質的変化をとらえることを重視している。
(3)2014年のキーワードを10個挙げると、以下の通りである。本号ではこのうち6~10を取り上げる。
1.エネルギーのスマート化<再生可能エネルギー、スマートシティ>
2.水素社会
3.次世代自動車<次世代環境車、テレマティクス、自動運転車>
4.ポスト・スマホ<ウエアラブル端末、脱スマホ依存>
5.M2M(マシン・ツー・マシン)
*以上は前号(「経営センサー」2014年1・2月号)掲載
6.インフラビジネス
7.介護ロボット
8.物流
9.訪日外国人
10.高度製造業<米国製造業の国内回帰、先進国の製造業強化策>

■経済・産業

2014年の日本産業を読み解くキーワード ―この底流変化を見逃すな(後編)―

産業経済調査部長 チーフ・エコノミスト 増田 貴司

PDF : 詳細(PDF:1,999KB)

■視点・論点

コア・インフォメーションという理論仮説 ―情報伝播における「結晶化」と「先有傾向」に関連して―

東洋学園大学大学院 現代経営研究科 教授 井原 久光

なぜ、クリスマスは「恋人の日」になったのか? 突然であるが、クリスマスの過ごし方について考えてみよう。古い世代にとってクリスマスは「家族と共に過ごす」というイメージが強いのではないだろうか。少なくとも、私が大学生であった1970年代には、若者たちも家に帰って家族と一緒にクリスマスを過ごしていた。

■マネジメント

【シリーズ企業と広報(7)】 100年先も健全な企業であり続けるために ―東レ広報30年の経験で学んだこと― 100年先のために為すべきことを為すCSR

東レ株式会社 顧問 斉藤 典彦

【要点(Point)】
(1)「社会的存在意義が高く、リスク管理がしっかりしていること」が“長寿企業”の条件であり、CSR推進とはそうした体制を整え意識改革を促すための活動である。
(2)「社会との対話なくして企業実態の改善はない」からこそ、KPI(重要達成指標)を設定し、PDCA(Plan, Do, Check, Action)の実績を公表し続ける取り組みが不可欠である。
(3)CSRの本質は、「企業が時代変化や社会風潮に即して変革した成果を公表することで主張するという実践的行為」であり、重要なことは「どう時代を読むか」である。

■アジア・新興国

信認回復に向け政策転換を迫られるブラジル

公益財団法人 国際金融情報センター 中南米部長 桑原 小百合

【要点(Point)】
(1)ブラジル経済の不振が長期化している。2014年はサッカー・ワールドカップや大統領選挙が実施されるが、これらのイベントが景気を押し上げる要因とはならず、低成長が続くとみられている。
(2)もっとも、中期的な投資先としての魅力は大きく、油田開発関連や消費財関連の日本企業の進出は続いている。
(3)15年に発足する次期政権が、経済政策への信認回復と成長ポテンシャルを高めるための構造改革に、本格的に取り組むことが期待される。

■人材

人材育成の視点 東レ経営研究所MOT研修シリーズ(第22回) MOT研修 全期合同同窓会 「T-MOTマスターフォーラム(宮木塾)」誕生!

T-MOTマスターフォーラム幹事

設立総会開催される 2013年11月23日、東レ経営研究所主催・上級MOT短期集中「戦略的技術マネジメント研修」および名古屋経営塾「戦略的ものづくり価値づくりマネジメント研修」の全修了生を対象とした合同同窓会「T-MOTマスターフォーラム」が誕生しました。同日、曙ブレーキ工業株式会社本店(グローバル本社:東京・日本橋)において設立総会が開催され、41社66名の修了生が集いました。

PDF : 詳細(PDF:1,370KB)

■経済用語解説

ちょっと教えて!現代のキーワード 

「クラウドソーシング」 「M字カーブ」

■お薦め名著

『「アジア半球」が世界を動かす』  ―「アジア半球」に含まれない日本―

キショール・マブバニ 著 緒方 貞子 解説 北沢 格 訳

■ズーム・アイ

人を成長させる“仮面”

人材開発部 福田 貴一

2月のある土曜日、娘たちの通う小学校で父親を対象にした講話会があり出席しました。この学校では年に3回そうした機会があります。2人の娘の父親としていろいろと考えさせられるものでした。家庭における私の立場や役割とはどのようなものか、と。