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2016年5月9日
低炭素社会の実現に向けて
―火力発電の発電量増加、二酸化炭素排出を抑えられるか―
主席研究員(産業技術)
黒澤 幸子

【要点】
(1)
東日本大震災以降、発電における火力の割合が増えている。火力発電は出力コントロールも容易であり、主となる電源が何になっても変動部分の電源として今後も火力は利用されていく。
(2)
火力発電の問題点は原料と二酸化炭素の排出量である。そのために火力発電の高効率化は必須であり、各助成金制度等を用いて、高効率化に向けた研究・開発が進められている。高効率火力発電技術とIGCC、IGFCなどのプロセス技術を用いて、高い熱効率で二酸化炭素排出を削減したプラントが可能となる。
(3)
火力発電によって排出される二酸化炭素の利用および、回収等に関する技術研究・開発も進んでいる

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