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2013年2月1日
ナノ材料

技術革新に貢献する超微粒子材料 安全性の確保が課題

ナノ領域の超微粒子の材料を指します。ナノ領域とは 10 億分の1メートルの世界で、1 メートルが地球の直径とすると、ビー玉くらいの大きさの世界です。 代表的なナノ材料として、カーボナノチューブや二酸化チタンなどがあります(図表)。 ナノ材料は従来の材料にはない新たな機能を持っていることが特徴で、例えば、カーボナ ノチューブをリチウムイオン電池の電極材料に混ぜると、従来の電池よりも 3 倍程度、寿 命が長くなります。 ナノ材料は既に触媒や液晶など 1,000 品目を超える商品に使われており、新たに医療な どへの応用が期待されていますが、一方でその粒径の小ささから体内に取り込まれやすく 健康への悪影響が懸念されています。こうした状況を踏まえて、経済産業省や厚生労働省 がナノ材料のリスクの評価手法と管理指針を作成中です。これらの安全性が担保されて初 めて、ナノ材料が本格的な普及期を迎えることになるでしょう。

PDF : 詳細(PDF:309KB)