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2011年4月1日
もう一つの水ビジネス
 下水関連ビジネスの海外展開の可能性を探る
チーフエコノミスト
福田 佳之

・もう一つの水ビジネスである下水関連ビジネスが今後、世界的に拡大すると見られている。2025年には世界の同市場は35.5兆円まで拡大する見通しである。 ・高成長を続ける中国でも下水道整備や汚泥処理などの需要が高まり、2025年には4.8兆円の市場規模にまで達する見込みである。 ・世界のメガシティは高度な下水関連技術を必要としており、日本企業がそれらを提供することで海外進出できる可能性がある。 ・GCUS(下水道グローバルセンター)はそのような企業の海外進出を支援するために設立された機関であり、意識の活性化に貢献している。 ・最後に、下水関連分野での日本企業と日本政府の課題について6点列挙し、解説した。目指すところは、官民や内外の有機的な連携の強化である。 ・付属資料として、下水関連ビジネスにおける日本企業の動きとして、積水化学工業とクボタの取り組みを取り上げた(「経営センサー」2010年11月号を転載)。

【キーワード】

下水道、老朽化、都市化、メガシティ、第11次5カ年計画、下水汚泥、MBR(膜分離活性汚泥法)、A-JUMP(日本版次世代MBR技術展開プロジェクト)、メタンガス、炭化、B-DASH(下水道革新的温室効果ガス削減技術実証プロジェクト)、管路更生、SPR工法、GCUS(下水道グローバルセンター)、官民連携、水メジャー、現地化、排煙脱硫装置、システム売り、国際標準化

PDF : TBR産業経済の論点 No.11-04(1,164KB) 付属資料:もう一つの水ビジネス 下水関連ビジネスにおける積水化学工業とクボタの取り組み(700KB)