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2004年2月17日
「2004年の世界経済を動かすキートピックス」
シニアエコノミスト
福田 佳之

・2003年後半から世界経済は回復しているが、2004年米国経済を中心に回復を続けるとみられる。ただし米国の経常収支不均衡が拡大するなどのリスクを伴っている。 ・2004年の米国では、11月の大統領選が注目される。現時点では民主共和両党の候補者が次の大統領になるか予断を許さないが、大統領選の帰趨を決めるのは、雇用問題とイラク情勢の展開である。 ・2004年の欧州では、5月にEUの東方拡大が実現する。新加盟国を中心に経済成長率が高まるが、企業競争の激化や移民問題などの問題が発生しよう。また通貨投機が発生する恐れもある。 ・2004年のアジアでは、FTA締結が本格化するとみられる。シンガポールや中国がその主人公になろう。日本は、アジアにおけるFTAの動きから取り残されないように注意しなければならない。

PDF : TBR産業経済の論点 No.04-04(109KB)