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2008年9月1日
上級MOT短期集中研修「戦略的技術マネジメント研修」について(第12回)
日産改革の視点と教訓
-「特別講演」企業経営とリーダーシップ-
シニアリサーチフェロー MOTチーフディレクター
宮木 宏尚

【要点(Point)】
(1)失敗にこそ学ぶところが多い。サクセスストーリーの内容を見ると、最後の顕在化した表層の一部分だけのことが多く、ヒントにはなるが学ぶところは意外と少ない。
(2)抜本的な企業変革を考える際には、まず徹底した敗因分析を行うことが重要。この後、これに基づき大戦略、大戦術を立て、実現に向けて実行することが求められる。
(3)多くの場合、企業経営の失敗は現場のパフォーマンスによるのでなく、トップのマネジメントによることが多く、これが勝ち組と負け組を分ける。この場合は、マネジメントが良くなれば、勝ち組に復帰できる。
(4)従来のマネジメント方式と決別する“戦時の変革”のためには、信頼できる新たな人材に全てを任せる覚悟が重要である。
(5)単なる意識改革や気合で、抜本的な企業変革はできない。目標管理制度や評価制度といった意識改革を支える具体的な仕組みを用意し、変革が後戻りしないようにしなくてはならない。

PDF : 詳細(PDF:544KB)