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2012年10月1日
2012 年度上期の北陸市況
―福井県繊維卸商協会 河野喜澄専務理事に聞く―
主幹(広報・宣伝担当)
寒川 雅彦

 北陸の織物生産の推移は、1999年の100万856㎡から2008年の72万2,957㎡まで10年間で28万㎡と約30%減らしてきた。翌2009年が47万3,122㎡とたった1 年で25 万㎡、前年比▲34.6 ポイントと大幅に減じた。リーマンショックが北陸繊維産業にあたえた影響はすさまじく、国内設備は大幅に縮小した。 リーマンショックで疲弊した産地企業にとって細デニールの高密度織物は日本の合繊メーカーの技術力と北陸産地の高次加工技術力を駆使した日本ならではの商品で産地の稼働を助ける格好の商品であった。2011年は、産地の生産量も50万㎡を超え2008年当時との品種構成差(細繊度・高密度化)などを考慮すると実質の稼働率は、大幅に改善し産地の救世主であった。

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