close

2004年12月21日
「工作機械業界の現状と課題 - バブル期並みの受注水準。不況期への備えが課題 -」
チーフアナリスト
永井 知美

・工作機械受注が、バブル期並みの活況を呈している。2004年11月の工作機械受注総額は前年同月比48%増の1133億円と、26ヵ月連続のプラスを記録した。 ・受注増の背景には外需が好調なことに加え、90年代縮小傾向にあった内需が力強く回復していることがある。 ・工作機械受注は、アジア向け輸出の好調が見込まれることから、2006年頃まで堅調に推移すると見られる。 ・工作機械業界は、好不況の波を大きく受けるため浮き沈みが激しい。しかし、日本の工作機械業界は、高い擦り合わせ能力を背景に22年連続世界一の生産国の地位を保っている。 ・今後も高い競争力を保つには、海外市場の一段の開拓と技術力維持が鍵になるとみられる。

PDF : TBR産業経済の論点 No.04-21(100KB)