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2020年2月12日
【論点シリーズ】 5Gはどこに? 目玉は不在だが異業種も参入して総合技術展の色彩が強まるCES 2020
― AI、IoT利用は当たり前。自動運転、8Kテレビ、空飛ぶクルマから合成肉、動くトイレまで、何でもありで活況を呈するCES。中国企業の存在感はやや低下 ―
チーフアナリスト
永井 知美

1. 2020年1月にラスベガスで開催されたCES2020は、参加企業が電機、自動車、IT企業、部品メーカー、スタートアップ企業から、航空会社、生活用品等へとすそ野が広がり、総合技術展示会の様相を呈していた。昨年同様大盛況だった。 2. CES2019では次世代移動通信システム5Gが目玉的存在だったが、CES2020では5G絡みの展示は拍子抜けするほど少なかった。自動車関連の展示は多かったものの、今にも完全自動運転時代がやってくるといった前のめりの姿勢は消えている。 3. これといった主要テーマがなくなった代わりに、生活用品、航空会社、食品等、新分野からの参加が相次いだ。手持ち技術にデジタル技術を応用して新製品・新サービスを開発している。 4. ソニーがレベル2の電気自動車、韓国・現代自動車が米ウーバーと提携して空飛ぶクルマを披露し、トヨタ自動車がスマートシティを提唱するなど、業界の垣根は一段と低くなっている。

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PDF : TBR産業経済の論点 No.20-01(1,912KB)