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2015年11月24日
岐路に立つインテル
― 経営戦略のお手本企業、パソコン市場縮小への対応策は? -
チーフアナリスト
永井 知美

・米インテルは、パソコン向けマイクロプロセッサ(超小型演算処理装置、以下MPU)で世界シェアの約8割を占める世界最大の半導体メーカーである。半導体の設計から製造、販売まで行う垂直統合型企業でもある ・浮き沈みの激しい半導体業界で、インテルは1992年から2014年までの23年間、世界最大の半導体メーカーとして君臨している。原動力となったのはパソコン向けMPUの大成功である。 ・インテルが強みを持っているのは技術力だけではない。稼ぐ仕組みづくりのうまさでも傑出している。 ・半導体業界の王者インテルも足元では苦戦している。モバイル分野への出遅れ、パソコン市場の縮小が要因である。 ・インテルはサーバ向け、IoT向けを成長分野と見て注力しているが、パソコンと違って両分野はニーズが多様であり、デファクト・スタンダードを取るのは困難が予想される。

【キーワード】

インテル、マイクロプロセッサ、垂直統合型、パソコン、サーバ、IoT、デファクト・スタンダード、ムーアの法則、チップセット、DRAM、IBM、マイクロソフト、ウィンドウズ、ARM、データセンター、FPGA

PDF : TBR産業経済の論点 No.15-11(590K)