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2008年5月27日
韓国ライバル企業を追う(1)
―存在感を増す韓国グローバル企業 事例(1)ポスコ―
チーフアナリスト
永井 知美

・サムスン電子、LG電子、現代自動車、ポスコ等、韓国グローバル企業の存在感が増している。DRAM、液晶テレビ用パネルではサムスン電子が世界トップであり、現代自動車の世界販売台数は日産、ホンダを上回る。 ・1990年代後半以降の韓国グローバル企業躍進の背景には、(1)選択と集中、(2)リスクをとる姿勢、(3)ローエンドからハイエンドへの転換の成功、がある。 ・本シリーズでは韓国グローバル企業の事例研究対象として、ポスコ、サムスン電子、現代自動車を取り上げる予定である。第1回の本号では、ポスコの事例を見る。 ・ポスコは粗鋼生産量で世界第4位の有力企業であり、収益性で新日本製鐵、JFEを上回る。技術力でも日本メーカーに次ぐ水準である。 ・ポスコは果敢にリスクをとり、海外展開を進めている。日本の大手鉄鋼メーカーが今後も技術力で優位を保てるか否かは、産業連携における強みを活かすことが鍵と見られる。

【キーワード】

韓国グローバル企業、サムスン電子、LG電子、現代自動車、ポスコ、選択と集中、ローエンドからハイエンドへ、新日本製鐵、JFE、海外展開、産業連携

PDF : TBR産業経済の論点 No.08-05(394KB)