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2004年5月31日
「正念場を迎えた日本の輸出企業」
シニアエコノミスト
福田 佳之

・2003年の日本の貿易は年後半からの世界経済の拡大を受けて増加している。商品別に見ると、デジタル家電などの電気機器等を中心に好調である。 ・地域別に見ると、輸出入ともに、対米貿易が鈍化した一方で、対アジア貿易が拡大している。対アジア貿易拡大の背景には、アジア経済の好調やアジア地域との国際分業体制の構築が挙げられよう。 ・世界経済のグローバル化に対応して、電気機器産業は高付加価値化を推進してきた。中国の旺盛な需要に浮かれることなく、日本企業は国内拠点の高度化など利益の源泉の確保を目指す必要があろう。

PDF : TBR産業経済の論点 No.04-12(147KB)