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2013年7月1日
BEMS

建物全体の省エネを図るシステム、国の後押しで普及なるか

 BEMS とは Building and Energy Management System の略で、ビルなど建物内でのエ ネルギー使用状況や設備機器の運転状況を一元管理し、その時々の需要予測に基づいた最 適な運転計画を立案し実行することで、建物全体の省エネを図るシステムのことです。  BEMS を導入すると、設備を効率的に管理・運転することが可能となり、ビルのライフ サイクルコストの 7~8 割を占めるとされる運営維持コストを下げることができます。また、 人員が退出した部屋の消灯・エアコン停止などにより、省エネも図れます。クラウドと連 携することで広域節電が可能になるシステムも登場しています。  BEMS の課題は、系統別に多くの計測器を設置しなければならないこと、サーバに接続 する必要があることなど、初期費用がかさむ点にあります。一段の普及を図るには、初期 費用を低下させ、費用対効果を高める必要があるでしょう。国は BEMS の普及を促進する ため、導入費用を補助する施策を講じています(2011 年度第 3 次補正予算)。

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