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2006年11月20日
薄型テレビ市場の現状と展望
―急拡大する市場、止まらぬ価格下落―
チーフアナリスト
永井 知美

・つい数年前まで、高額品・贅沢品の印象が強かった薄型テレビは、価格の急速な下落に伴い国内外の主要市場で普及が進んでいる。しかし、市場の急拡大にもかかわらず、薄型テレビ事業の収益環境は厳しい。 ・日本発で市場が拡大していった薄型テレビ業界には、シャープ、松下電器産業等の有力日本メーカーがあるが、海外市場ではフィリップス、サムスン電子等海外メーカーの台頭が著しい。 ・テレビ放送のデジタル化などを背景に、薄型テレビ市場は今後も順調に拡大すると見られるが、新規参入が容易で過当競争に陥りやすい分野であるため、収益環境の厳しさに変わりはない。主要市場が海外に移ることから、海外市場でやや押され気味の日本メーカーは対応を迫られている。

【キーワード】

薄型テレビ市場、市場急拡大、価格下落、厳しい収益環境

PDF : TBR産業経済の論点 No.06-14(354KB)