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2011年5月1日
通勤電車でのストレス解消術

 会社員にとって通勤電車はどのような場所なのでしょうか。  2009 年11月にある調査機関が会社員約2,800名を対象に調査した「通勤電車でのすごし方」のアンケート結果は、次の通りでした。(複数回答)   1 位 外の景色などを見る 54.6%   2 位 寝る 52.1%   3 位 本・雑誌・新聞等を読む 47.7%   4 位 車内広告を見る 30.3%   5 位 携帯電話でメール 25.3%   6 位 音楽鑑賞 21.9%   7 位 人間観察 21.7%   8 位 同乗者と会話 20.2%   9 位 携帯電話でインターネット 17.0%   10 位 携帯電話でゲーム 10.3%   11 位 携帯ゲーム機でゲーム 6.1%   12 位 勉強 4.4%  皆さんはどれに当てはまりますか。  現在は携帯電話の活用の比率が更に高まっていると思われます。  また、この順位には入っていませんが混雑のため何もできないという方、仕事が頭から離れないという方も多くおられると思います。  たまに旅行で外国の通勤電車に乗り合わせると、日本と異なり寝ている人があまりいないと感じます。日本人は疲れているのでしょうか。  いずれにしろ通勤電車の時間は大概束縛のない時間であり、多くの方はストレス解消に有効なリラックス・タイムにしたいと思っておられるのではないでしょうか。  ちなみにストレスとは、当初物理学に使われていた言葉ですが、カナダの生理学者ハンス・セリエ博士が1936 年に英国の雑誌『ネイチャー』に「ストレス学説」を発表したことから、生理・心理学でもこの言葉が使われ始めたようです。  私が通勤電車で実践しているストレス解消術は、呼吸法です。  呼吸法にもいろいろあります。  代表的なものは次の通りです。 (1)学校体操式深呼吸:腕を横に拡げて胸を拡げる。 (2) 西洋式腹式呼吸:吐くときは下腹を膨らませ、吸うときは下腹を凹ます。 (3) 東洋式腹式呼吸:吐くときは下腹を凹まし、吸うときは下腹を膨らます。  私が10年前にあるサークルで習い今でも実践しているものは次のような腹式呼吸法です。 1)口から吐き、鼻から吸う。 2) 吐くときは下腹が凹み、吸うときは下腹が膨らむようにする。 3)できるだけ細く長く呼吸する。 (目標一息2分)  これにより肺の隅々まで新鮮な酸素がいきわたり心肺機能が向上する、筋肉の弛緩により血流がよくなり疲労回復する等の効用があるといわれます。  私はこの腹式呼吸により精神の安定、心の開放が得られているように感じます。  道具を必要とせず、混雑していても他人に迷惑がかかりません。時間的制約もありませんので、一度お試しいただいてはいかがでしょう。