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2012年2月1日
「平日初心者」は見た!

 普通のサラリーマン時代には気付かなかった平日の風景をお話ししましょう。地元のアスレチッククラブに通って16 年以上になります。これまでは主に土曜、日曜、祭日の利用でしたが、非常勤になりましたので、平日も利用できるようになり、早速、平日に行ってみました。ところが、着いて驚きました。土・日と比べて空いていると思っていましたら、ものすごく混雑していたのです。ランニングマシン(15 台)、歩行マシン(10台)などは、オープンとともに利用者で一杯になり、順番待ちするほどです。  以前、クラブでは、土曜、日曜と比べて平日の利用率が低いため、「平日会員」(3,000 円/月)を設け、「通常会員」(1 万円/月)に対し優遇し、平日の稼働率を何とか上げようとしていたのです。ところが、団塊世代が定年を迎えると、逆に平日会員が増え、土曜・日曜の利用者が減ってきたのです。平日会員はこれまで圧倒的に女性が多かったようですが、定年を迎えた男性も平日会員に切り替え、混雑し始めたのです。「平日会員」のビジネスモデルは、大丈夫でしょうか?  その平日のクラブで、久しぶりに友人に会いました。話を聞くと、彼も定年を迎え、平日会員に切り替えたのでした。土曜、日曜、彼に会えなかったのがようやく理解できました。最近は、ゴルフ場も平日が混み始めたようですね。  一方、市役所から健康診断の案内が来て、初めて地域の健診を受けてみました。これまでは会社で定期健康診断を受けていましたが、65 歳を過ぎると地域の健診の案内が来るようです。その項目の中に、会社では受診していなかった項目があり、これ幸いと受診して見ました。その結果、「要再検査」の項目があり、地域の総合病院で診察を受けることにしたのです(診察の結果は、幸い、「問題なし」でした)。当日、8 時半頃に病院に着きましたが、第一から第四まである大きな駐車場がいずれもほぼ満車でした。実際、病院内に入ると、老人で溢れんばかりの盛況でした。この病院には10 数年前に一度来たことがありましたが、当時はこれほど混雑していませんでした。この盛況は、決して喜ばしいことではなく、日本の医療費負担が膨らむのも無理もないと思いました。同じ混むのでも、病院でなく、アスレチッククラブの混む方が、まだ日本経済にとって望ましいですね。  反面、少子化は、地元の小学校の運動会にも影響していました。昔は、運動会と言えば、親子揃って楽しんだものですが、最近は、小学生だけでは少なく、寂しいので、地域住民の運動会と合同で開催していました。また、住まいの団地から出る朝の通勤バスは、かつて20~30 人程度並んでいましたが、最近は数人だけです。そのため、最近はバスの運行回数を減らされてしまいました。このように、日本の平日の風景も、団塊世代が定年を迎えて、大きく変化してきたようです。