close

2014年8月1日
中小企業におけるグローバル人材への赴任前研修の重要性(前編)
―厚生労働省受託事業 日本の「雇用をつくる」人材の確保・育成手法の開発に向けての調査・研究事業を通して―
コンサルタント
永池 明日香

【要点(Point)】
(1)中小企業においては、海外赴任前に研修などの取り組みをしている企業は25~30%程度である。
(2)中小企業におけるグローバル人材育成に係る課題は、「海外赴任を希望する(できる)社員が少ないこと」「グローバル人材を十分に確保・育成するための人材育成プログラムがないこと」「さまざまな部署を異動しながら業務経験を積む機会がないこと」である。
(3)企業アンケート調査と労働者アンケート調査の結果から、グローバル人材に必要な能力要件について、両者に違いがあることが明らかになった。海外赴任経験者は、現地社員との交流に係る知識やスキルを重視しているが、企業はこれらを重要視する傾向にない。
(4)中堅・中小企業においては、大企業に比べて海外赴任前に何らかの研修や取り組みを受けていると、役割遂行度が高くなる。

PDF : 詳細(PDF:1,784KB)