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2011年8月1日
北陸座談会
- 北陸産地織物業界の景況実態と下半期の見通し- 
主幹(広報・宣伝担当)
寒川 雅彦

 北陸テキスタイル産地の織物業界は2008 年7 月より、生産量が減少し始め、リーマンショックの影響もあり、不況期にあった。リーマンショック前の状態にもどっていないものの縮小した設備に対して稼働率は回復してきた。国内の市況は、依然として原料高・最終製品安・デフレ傾向のねじれ現象が続く中で、原料高(ポリエステル糸のアジア価格は2009 年初めから比べると2 倍以上に上昇)が止まらない状況にあり、上昇傾向が落ち着いても高止まりする見通しが強く、特に国内では最終製品価格への転嫁が難しい中では、どの業種・業態もますますモノづくりが難しい局面になっている。  北陸産地は、企業防衛に終始する対策ではなく、円高問題、原燃料価格高騰問題、輸入糸を含む原糸調達の問題、東日本大震災の影響等を前提として、中国、台湾、韓国との競争という面から、国際競争力のある画期的な新技術の芽、新分野の新たな需要開拓、国際分業的なビジネススキームの構築等が、どれだけ出てきているのか、について、北陸産地のキーマンの方々に論じて頂いた。

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