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2010年5月24日
日本の景気回復は本物か?
~Q&Aで読み解く景気の現状と見通し~
チーフエコノミスト
増田 貴司

・このところ国内景気に明るさが出てきています。一方で、今の回復は中国などアジア向け輸出の好調や景気刺激策頼みの部分が大きいことや、欧州発の金融市場混乱で株安と円高が進んでいることなどから、景気回復の持続性について不安を持つ人も多いと思われます。 ・本稿では、日本の景気の現状を正しく理解し、先行きを予測するに当たって重要と思われるポイントを、10の質問に答えるQ&A形式で分かりやすくまとめてみました。 ・取り上げた質問は次の10個です。   Q1.景気の現状と2010年度の日本経済の見通しをどう考えたらいいですか? Q2.最近、景気の二番底懸念が薄らいでいますが、それはなぜですか? Q3.中国が成長しても、高価格品が中心の日本企業はあまり恩恵を受けないのではないですか? Q4.日本は外需主導の成長を続けていますが、内需主導への転換を図るべきではないですか? Q5.内需の柱である設備投資と個人消費はこの先順調に回復するのでしょうか? Q6.住宅投資は低迷していますが、2010年度は増加に転じるのでしょうか? Q7.最近、海外生産移転が進み、産業空洞化懸念が高まっていますが、大丈夫でしょうか? Q8.景気が回復しているのに日本はデフレの状態です。物価の下落は今後も続くのでしょうか? Q9.日本の財政が悪化していますが、財政リスクが経済に悪影響を及ぼすことはないでしょうか? Q10.日本の景気を左右する海外経済の見通しを簡単に教えてください。

【キーワード】

輸出主導型回復、自律回復、二番底懸念、中国・アジア新興国向け輸出、外需主導と内需主導、8割経済、住宅版エコポイント制度、日本人のエコマインド、海外生産移転、産業空洞化、地算地消、デフレ、財政赤字問題、ソブリンリスク、ギリシャ危機、欧州発の金融市場混乱

PDF : TBR産業経済の論点 No.10-04(121KB)