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2006年2月1日
経営センサー1・2月号 2006 No.79

■年頭所感

セーラが町にやってきた -人を活かすのは人と環境-

佐々木 常夫 代表取締役社長 

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セーラが見つけた日本と日本人 -とにかく動く、動けば見えてくる-

桝一市村酒造場 取締役 セーラ・マリ・カミングス氏 東レ経営研究所 代表取締役社長 佐々木常夫

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■経済・産業

2006年日本経済を読み解く10のキーワード -底流変化を見逃すな-

増田 貴司 産業経済調査部長 チーフ・エコノミスト

【要点(Point)】
(1)本稿では、2006年の日本経済を読み解く上で重要と思われるキーワードを、筆者なりに10個選定し、解説してみたい。
(2)キーワードの選定に当たっては、マクロ景気指標に偏ることなく、今、経済社会の底流で起こっている構造変化や質的変化に目を向けることに留意した。
(3)10のキーワードを列挙すると、以下のとおりである。

(1) 企業価値
(2) 内部統制
(3) 下流社会
(4) 競争力維持・強化のための戦略的投資
(5) 進化する携帯
(6) 産業用ロボット
(7) 地域ブランド
(8) 社会科見学
(9) 競争優位の源泉としての資源(リソース・ベース)
(10) 素材の時代

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シリーズ:製造業の現場は今(5)  日本の重厚長大産業、復活の理由 -鉄鋼業と造船業の事例に見る(1)-

永井 知美 産業経済調査部 産業アナリスト

【要点(Point)】
(1)企業業績の業種間格差が広がっている。一時は時代の寵児ともてはやされた電機が製品価格の下落で減益となっている一方で、数年前まで「斜陽産業」の印象が強かった鉄鋼、石油、機械等重厚長大産業の利益が力強く拡大している。
(2)重厚長大産業好調の背景には、中国需要の増大があるが、原因はそれだけではない。リストラや業界再編による競争力向上もある。
(3)オールドエコノミー代表格の鉄鋼業界で特筆すべきは、技術レベルの高さである。本稿では、日本の大手鉄鋼メーカーが世界最高水準の技術を誇る理由、中国が大増産を続ける中で日本の鉄鋼メーカーがとるべき戦略は何か、などを自動車用鋼板等高級鋼材に強みを持つ新日本製鐵名古屋製鐵所への取材等を踏まえて考察してみた。

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像情報産業、そして秋葉原  -日本オリジナルの技術・産業集積とその展望-

財団法人機械振興協会経済研究所 研究主幹 東京工業大学 非常勤講師(材料工学環境論) 荒岡 拓弥

 - MSC ソフトウェア社の設立は1963 年と聞いております。コンピューターのソフト会社としては歴史の古い会社ですね。  センジェン: MSC ソフトウェアは確かに、最も古参のソフトウェア会社とご理解いただいて結構です。設立以来ほぼ半世紀を経ており、いろいろな産業向けのソフトウェア製品を取り扱っている企業でございます。

【要点(Point)】
(1)日本のものづくりを観察すると、国際競争力を備えた「像情報産業」と呼ぶべき日本独特な産業セクターが存在していることに気づく。
(2)この産業セクターは、I)総合像情報機器メーカーの存在、II)総合印刷業の存在、III)デジタル素材など高度部材産業の存在-という産業構造上の特徴があり、「像情報工学」という日本オリジナルの技術コンセプトの下での産学連携によって発展してきた。
(3)しかし、大いなる発展のゆえに転機を迎えており、改めて、像情報産業を購買面から育てた先端的な消費者の集まる街、秋葉原の変貌から学ぶ必要が生じている。

「ニッポン技術者の使命」とビジネスの創造  -文化・知識・環境融合型ビジネスと「+Jマインド」の勧め-

飯田 汎 特別研究員

【要点(Point)】
(1)分水嶺に立つニッポン、さまざまな問題に直面する世界に目を向けたとき、日本列島に住む人々の役割が途方もなく大きいとの認識が必要となり、それには社会の質の転換と新産業創造が不可欠となる。
(2)「先進技術文化立国ニッポン」を形成する“文化・知識・環境”融合社会。こうした基盤のなかで創造する事業“文・知・環”融合ビジネスこそが、国際競争を後押しするビジネスモデルとなる。
(3)戦後60年目にあたる現在を起点とする第三世代の社会の理念は“美しく生きる”である。今や日本人の伝統的価値観(Jマインドと呼ぶ)の負から正への転換が不可欠であり、日本固有の自然観、美意識、行動性向、道徳規範をもとに、共有すべき「+Jマインド」が必要であることを示した。
(4)人として、また企業として成功するための条件には、能力、努力とともに“考え方・精神・文化”というファクターが不可欠であり、ビジネス成功の条件も「+Jマインド」に徹した経営が成否のカギを握っている。

■視点・論点

平成18年の干支  -丙戌の意義- 

財団法人郷学研修所 安岡正篤記念館 理事長 安岡 正泰

■マネジメント

グローバル企業・トップインタビュー  変化する日本市場  -成功する外資系企業のトップから学ぶ-  第一回 レノボ・ジャパン株式会社 

レノボ・ジャパン株式会社 代表取締役社長 向井 宏之

■人材

「面白工学」のすすめ(後編) -「面白マネジメント」と工学を融合させて「知恵」を創出する-

渕野 富士男 取締役 人材開発部門長

【要点(Point)】
(1)「面白工学」とは、「知恵社会」の中で「知恵」を創出するために、「面白マネジメント」を基盤として、プロジェクトマネジメント(PM)と創造力開発の工学的手法を融合させた夢を実現する方法論である。
(2)本誌前月号の前編では「面白工学」のねらいと「知恵社会」「面白PM」と「面白創造力開発」の要点を解説した。今回は「面白工学」の根幹である「面白マネジメント」の要点を最新の知見を中心に述べる。

■経済用語解説

ちょっと教えて!現代のキーワード 「MBO」「液晶パネル」

■お薦め名著

『価値共創の未来へ』  -企業による価値創造の時代から個人と共に価値を創る時代へ- 

C・K・プラハラード/ベンカト・ラマスワミ共著 有賀裕子訳

■ズーム・アイ

「感性・・・アハ!体験」から学ぶ経営改革 

藤田 健二郎

■今月のピックアップちゃーと

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