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2010年1月12日
2010年日本経済を読み解く10のキーワード 
~ この底流変化を見逃すな ~
チーフエコノミスト
増田 貴司

・年頭に当たり、2010年の日本経済を読み解く上で重要と思われるキーワードを筆者なりに10個選定し、解説してみた。 ・キーワード選定に当たっては、マクロ景気動向関連に偏ることなく、企業経営や経済・産業にかかわる広範なテーマに目を向けた。また、巷でよくある「今年のトレンド予測」や株式市場で材料となる一過性のテーマ探しとは一線を画し、現在日本の経済社会の底流で起こっていて、企業や個人に影響を与えそうな構造変化や質的変化を的確にとらえることを狙いとしている。 ・2010年の10のキーワードは次のとおりである。   ①8割経済 ②ジョブレス・リカバリー ③デフレスパイラル ④新興国市場 ⑤原油・商品価格高騰  ⑥産業空洞化 ⑦電気自動車 ⑧グリーン・イノベーション ⑨コモディティ化 ⑩安くつくる技術 ・今年のキーワード群の特徴として、景気循環的、一過性のテーマ・現象よりも、不可逆的、中長期的な構造変化といえるテーマ・現象が多いことや、グローバル化関連のキーワードが多いことなどが指摘できる。 ・企業はこれらの環境変化によりゲームのルールが変わりつつあることを十分認識しつつ、新たな成長戦略を練ることが必要であろう。

【キーワード】

8割経済、ニューノーマル、見せかけの景気回復、ジョブレス・リカバリー、デフレスパイラル、新興国市場、ボリュームゾーン、原油・商品価格高騰、過剰流動性、川上インフレ・川下デフレ、産業空洞化、円高対応、地産地消、電気自動車、エコカー、リチウムイオン電池、スモール・ハンドレッド、グリーン・イノベーション、排出量取引制度、コモディティ化、安くつくる技術

PDF : TBR産業経済の論点 No.10-02(520KB)