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2013年5月1日
愛犬シェルとの朝時間
部長(D&WLB推進部)
宮原 淳二

 ここ半年程度、毎朝6 時に目が覚めます。私の体内時計が勝手に作動し目が覚めるのです。その訳は愛犬シェル(犬種シェルティーから取った愛称)と毎朝の散歩があるからです。シェルは昨年9 月にわが家の一員となり、毎日2 回の散歩が日課となっています。妻と分担し毎朝1 時間程度の散歩が私の務めなのです。  実は犬を飼うのは初めてで、トイレの世話など最初は苦労しました。毎朝の散歩も前夜遅くまで仕事をしたときや飲みすぎた翌朝は起きるのがつらくて嫌でした。しかし犬にとっては人間のこうした事情など全くお構いなし。朝起きると「散歩は犬に与えられた特権なんだよ!」と言わんばかりに尻尾を振ってきます。その愛おしさに負け、朝の散歩に合わせた「タイムマネジメント」を組むことにしました。  まず始めたことは十分な睡眠時間を確保するため、夜12 時には就寝するようにしました。飲み会なども翌朝のことを考え2 次会にはめったに行きません。以前は家で夜遅くまで仕事をしていましたが、今では昼間の仕事を効率的にこなし、夜の時間に延長しないようにしています。「先手必勝」で仕事をこなしていくことで、睡眠時間が確保できるようになったのです。毎日の生活リズムが安定することで私の体内時計はきちんと回り出しました。  また毎朝の散歩には思わぬ副産物もあります。昨年までは冬期に1 ~ 2 度くらいは風邪を拗こじらせていたものですが、今年は一度も風邪をひきません。毎朝の散歩が健康面にも良い影響を与えているのだと思います。適度に運動することは健康維持に不可欠ですし散歩から帰った後の朝食もおいしくなりました。“早寝早起き朝ごはん”は何も子どもに限ったことではないのです。  当社のようなシンクタンク業界は、執筆や講演の仕事が多く「思考する時間」が必要です。朝は頭がさえている時間帯なので“良いアイデア”が浮かびやすいのです。いつもペンとメモ帳を携帯し、散歩中にひらめいたことを素早くメモします。仕事面でもシェルとの散歩はとても役に立っているのです。そして最も大きな副産物は季節の変わり目を肌で感じられる点です。真冬の時期は、朝6 時は真っ暗で吐く息も白かったのですが、徐々に暖かくなり、春の息吹が感じられるぜいたくが味わえます。厳しい冬を越えて暖かい春を迎える幸せを実感しています。今までは気にも留めていなかったことに対し、感謝するようになりました。日本という国の四季の移ろいは、おそらく世界で1、2 番に変化に富み、美しいのではないでしょうか。このように、私にとって愛犬シェルとの朝時間は1 粒で3 度おいしい充実した時間なのです。  一般社団法人ペットフード協会が発表した「平成23 年度犬・猫飼育実態調査」によると、犬を飼育している世帯数は947 万世帯で全世帯の17.7%に当たるそうです。平均飼育頭数は世帯当たり1.26匹で飼育頭数は1,194 万頭という結果です。犬は家族にとってかけがえのない存在なのでしょう。犬を飼っている方々と接することは、地域とのつながりの面でも大切なことだと思います。災害時に犬が活躍することも周知の事実です。こうして地域とのつながりが得られるのもシェルとの散歩のおかげだと感謝しています。  これから暑い夏が来ますので、地面が熱くならない朝の時間帯に散歩ができるよう、体内時計をもう少し早くセットした「タイムマネジメント」を組みたいと思います。