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2001年2月1日
経営センサー2月号 2001 No.27

■経済・産業

経済成長と貿易収支の関係を探る

高橋 健治 産業経済調査部長チーフ・エコノミスト

 貿易収支、経常収支などの黒字は、一般的にGDPの拡大に寄与すると考えられている。しかし、イギリス、カナダは経常収支が赤字でも高成長を持続している。貿易黒字・赤字は、為替が管理されていた時代は重要であったが、変動相場制では自国通貨を外貨と自由に交換できるため、経済成長の制約要因にならなくなった。このため、経済成長率を高めるには、労働、資本、技術などの生産要素、とりわけ、技術革新による生産性の向上こそが重要である。また、貿易黒字は、企業の国際競争力の強さというより、国内の貯蓄・投資バランスが貯蓄超過になっていることが大きい。海外からの直接投資を含めて国内の投資が活発であれば、貿易収支が赤字でも経済成長率が高まり、GDPの拡大につながる。

減速感が出てきた韓国経済の現状 

東レ株式会社 在韓国東レ代表 森野 仁

IT産業の構造と社会の変化

日本ユニシス株式会社 総合企画部 経営企画室 担当課長 星野 敬

知っていますか?「マネタリーベース」

『21世紀社会の座標軸でバイオ産業を考える』  -なぜ、いま"バイオ産業"が注目されるのか-

飯田 汎 マネジメント研究部長

1.21世紀社会への転換期を迎える日本社会と求められる新産業の創出 企業が成長発展するためには、日本経済発展の前に立ちはだかる課題をチャンスとして、新事業を手がけることが必要であり、それが産業創出に結びつくことが経済発展の鍵となることはいうまでもない。潜在的なビジネス機会を見いだし、開発することこそ企業の存続と成長のための必要条件といえる。

■マネジメント

平成13年度税制改正の概要

東レ株式会社 経営企画第2室 主任部員 加藤 勇一郎

インターネット利用に関する法的留意点

弁護士 松崎 昇

■人材

グローバル化に向けた身近な行動に関する提言  -海外から人々を受け入れるグローバル化-

松下電器産業株式会社 人材開発センター  マネジメント開発研修所 マネジメント研修グループ  リーダー 丹下 良祐

リスクマネジメントのためにメンタルヘルス教育を -管理職のカウンセリング能力向上-

酒巻 洋行 人材開発部長

 昨年11月に160人近くの犠牲者を出したオーストリアのトンネル内ケーブルカー火災事故での現地対策本部では、事故直後から遺族らの相談に応じる精神科医やカウンセラー約40人のチームを編成した。隣国ドイツからはこれとは別に精神医療の専門家らが遺族に同行して現地入りした。さらに遺体搬出作業に従事する消防士や陸軍兵士にもカウンセラーが配置され、困難な状況下で搬出作業を続けている人々は、自分の作業時間が終わると我先にカウンセラーのところに駆け寄ったという。日本人の家族にもカウンセラーの対応計画がされ、犠牲者の家族、関係者のトラウマ(心的外傷)を防ぐ対策がなされた。(朝日新聞 2000年11月15日)このときにもカウンセラーの役割が改めて注目された。   昨今バブル崩壊後のリストラの関係からも社員のメンタルヘルス問題がマスコミでも大きく取り上げられている。メンタルヘルスは各社員の業務生産性に大きな影響を及ぼし経済的にも大きな要因である。最近アメリカを中心にメンタルヘルスケアの手法としてEAP従業員援助制度(Employee Assistance Program)の導入が進んでいる。本稿では今後日本でも注目されてくるEAPの概要を紹介する。

ベテランズ・デー

高橋 健治

■統計

国内主要産業動向(鉱工業生産/卸売物価/消費者物価/貿易/原油/為替/百貨店/量販店/自動車/VTR/カラーTV/パソコン/半導体/住宅着工/機械受注/公共工事着工) 完全失業率(全体、性別)/完全失業率(年齢別)/有効求人倍率/完全失業率(地域別)

■TBRの広場

<参加者募集>第11期 マーケティング研究会