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2020年8月5日
【論点シリーズ】No,20-06
モノづくりの大変革を巻き起こす、3Dプリンターによる「Additive Manufacturing(AM)」
産業経済調査部
山口 智也

・3DプリンターによるAdditive Manufacturing(付加製造、以下「AM」)は、試作だけでなく、治具・金型製造、さらには実製品の製造にまで利用シーンが拡大している ・利用シーンが拡大している背景として、材料の自由度が高く、人の手や一般的な工作機械では困難な複雑な加工が可能な上、カスタマイズの対応もしやすいといった、モノづくりの高度化・高付加価値化が実現できることが挙げられる ・一方で、装置や材料の価格が高い、専用の設計ノウハウが必要、製造ノウハウの蓄積や工程の自動化といった歩留まりの向上・コスト低減などが課題。 ・AMの価値は「これまでにない製品を、これまでにない方法で造形し、事業の在り方も変える」という、モノづくりを変革できる点にある。工作機械や人手によるモノの製造技術と並列に考えては、価値を見誤ってしまい、大変革についていけない事態も。 ・素材産業においては、AMの取り組みが拡大することで新たな市場創出が期待できるが、付加価値をいかにして高められるかが課題に。

【キーワード】

3Dプリンター、Additive Manufacturing、付加製造、積層製造、AM、DX、COVID-19、ものづくり

PDF : TBR産業経済の論点 No.20-06(1,482KB)