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2001年7月1日
繊維トレンド7・8月号 2001 No.17

■特別インタビュー

日本のアパレル産業の展望 (社)日本アパレル産業協会理事長 (株)オンワード樫山代表取締役会長 馬場彰氏に聞く 

インタビュアー:(株)東レ経営研究所 副社長 大川三千男

新「日本アパレル産業協会」発足の意義-世界に向けて攻める仕組みづくり-  最初に、この4月1日に発足した新しい日本アパレル産業協会は、加盟企業400社、わが国のアパレル市場約11兆円の約60%をカバーする団体になりました。基本的には、ITを駆使したSCM(サプライチェーンマネジメント)の構築、あるいは海外に日本のアパレルが打って出るためのパワーアップ策というふうにお伺いしておりますが、この点を会長はどういうふうにお考えでしょうか。

■特別座談会

業界の女性リーダーたちが語るファッションビジネス

(株)伊勢丹MD統括部婦人第四営業部インターナショナル  デザイナーズ2バイヤー係長 井上 もと子  (株)オンワード樫山 23区事業本部チーフデザイナー 森 千恵子  東レインターナショナル(株)アパレル部東京アパレル1課 平井 美智  (株)丸井 営業本部商品企画部商品企画課 課長 瓦 美雪(誌上参加)  (司会) 東レ経営研究所 繊維調査部  植田 有紀

 今回はファッションビジネス業界で活躍されている女性にお集まりいただき、実際の現場から見て日本のファッション業界の現状をどう捉え、どんな苦労または工夫をされているのか、率直なご意見を伺いました。

■市況

構造改革進むアジアの合繊産業

向川 利和  特別研究員 繊維産業アナリスト 

第I部 日本  流れは分社化日本、韓国、台湾、中国の合繊事業に大きな変化がでてきた。我が国のケースでは、分社化や関係会社、子会社へのテキスタイル事業の移管が実施、または発表されている。繊維事業の再構築に本格的に乗り出した結果といえる。

ポリ長織物は絹の中国へ里帰り(2) 絹との出会い-絹の誕生は文明のはじまり  <第2部> 絹の古里・中国 

向川 利和 特別研究員 繊維産業アナリスト

第二部 絹の古里・中国  絹の歴史は約5000年前から始まった・・・シルクロード(絹の道)の名の通り「中国は絹発祥の地」である。今をさかのぼること5000年前・・・。中国に黄帝(あのユンケル黄帝液の黄帝)という伝説の王がいた。伝えるところでは、その黄帝の妃が絹を発見したとされている。

■産地動向

市場の縮小に立ち向かう岡山児島スクールユニフォーム産地

藤井健三  繊維調査部長

1.はじめに  スクールユニフォーム業界は長期恒常的な少子化傾向による生徒数の減少(年率平均5%の減少)や長引く景気低迷による買い控え、更にはそれに連動したリユース運動のひとつである「お下がり」現象により、その市場規模を年々縮小してきている。また、衣料品全体の低価格化の影響を受け単価ダウンが浸透しており、市場の縮小に拍車がかかっている。

■企業動向

デニム業界のリーディングカンパニー・カイハラ

繊維調査部

1.はじめに  明治26年の創業に始まるカイハラは備後の藍染め絣メーカーとして企業基盤を築き、昭和45年に大きく事業転換を図り、デニム染色を事業の中核に据えた。その後、「糸・染・織・加工」の強固な一貫生産体制を確立し、各工程の主要設備や技術には同社が開発した独自技術が数多く生かされされている。今や、デニム業界のリーディングカンパニーとしての地歩を築いたカイハラの現状を紹介する。

■新製品・新技術動向

「国産エコ・ユニフォームマーク」制度

繊維調査部

■伝説に残る織物の里シリーズ4

兵庫県西宮市松原町津門に残る「織り姫伝説」

繊維調査部

 前月号では伝説の織物発祥の地(池田市)を紹介しましたが、その後西宮市にも綾羽町、呉羽町という地名があることを聞きました。クレハトリヒメとアヤハトリヒメの織り姫伝説はここにもあるということです。

■統計・資料

主要合繊品種別、地域別市況【2001年第IIIQ(7~9月)】

1. 原油・ナフサ市況 2. 紡績原料市況(綿花、P-SF、A-SF、R-SF)  3. 合繊原料市況(PTA、EG、CPL、AN) 4. 紡績糸市況(綿糸、T/C糸、T/R糸)  5. 長繊維市況(P-FY、N-FY)  6. 短繊維織物市況(T/C、T/R)  7. 長繊維織物市況(P-タフタ)