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2016年11月4日
「2020年に4000万人、2030年に6000万人」は可能なのか
― 観光立国実現へ向けての日本の課題 -
チーフアナリスト
永井 知美

・2015年の訪日外国人旅行者は、ビザ発給要件緩和や円安を背景に、前年比47%増の1974万人と過去最高を更新した。足元の2016年1~9月も前年同期比24%増の1798万人と、2016年通年で2000万人台半ばに到達しそうな勢いである。 ・2015年の世界の外国人旅行者受入数ランキングでも、日本は世界で16位(2014年は22位)に浮上した。 ・世界観光市場の堅調な伸び、経済効果と伸び代の大きさに着目した政府は、訪日観光を成長戦略の柱に据え、「2020年に訪日外国人旅行者4000万人、2030年に6000万人」の目標を打ち出している。 ・日本がもう一段上の観光大国を目指すには「宿泊施設不足」、「アクセスの確保」等の供給制約を解消すると同時に、数を追うだけでなく、「訪日体験の質」向上も図る必要があるだろう。

【キーワード】

観光立国、成長戦略、爆買い、旅行収支、旅行消費額、ビザ発給要件緩和、免税制度拡充、明日の日本を支える観光ビジョン、民泊

PDF : TBR産業経済の論点 No.16-07(1115K)