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2015年10月7日
東レ株式会社
合成繊維の高機能性と天然繊維の質感を融合した
ユニバーサルユニフォーム素材 ペンタス®UFの販売開始について

 東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:日覺昭廣、以下「東レ」)は、この度、当社の特殊な断面形状を持つ高機能ポリエステル短繊維 ペンタス®αを使用することで、合成繊維の高い機能性と天然繊維の質感を備えたユニフォーム用新素材 ペンタス® UFの販売を10月から開始します。  今回は、ペンタス® UFの第一弾として春夏シーズンのワーキングユニフォーム向けに、高いUVカット性、遮熱性、防透性に加え、吸水速乾性を備えた素材を開発しました。  販売計画は、初年度1.5億円、2020年度には、15億円の売上を見込んでいます。  2014年に当社が建設業に従事するワーカーを対象に実施した、ユニフォームに求める機能性に関する調査結果によると、屋外業務を行うワーカーの45%以上が紫外線対策への要望を持っているなど、ユニフォーム素材に対するニーズを掘り下げる必要性が認識されました。また、建設業界や運輸業界、サービス業をはじめとする様々な分野において、女性や高齢者の活躍する場が拡がっており、多様なユーザーの求める様々な機能性と質感を高いレベルで両立したユニフォーム素材がより一層求められています。さらに、2020年の東京オリンピックに向けて人手不足が懸念されており、快適なユニフォームを採用することで優秀な人材を獲得したいと考える企業も出てきています。  現在、ユニフォーム向けの素材は、一般的なポリエステル短繊維を使用した生地が主流となっていますが、高い機能性を有する特殊なポリエステル短繊維を使った生地は限定的なものでした。ペンタス®UFは、表面にミクロンレベルの微細な凹凸を多数配置したポリエステル短繊維ペンタス®αを使用した生地です。ペンタス®αは表面の凹凸により光を乱反射させることで、UVカット性や遮熱性、防透性といった機能を発現します。ペンタス®αの特徴を踏まえた特殊紡績技術、布帛設計、染色加工技術を採用した生地であるペンタス® UFを使用することで天然繊維の質感と合成繊維の有する多様な機能性を高いレベルで両立することができ、様々なシーンで働くワーカーにとって、より快適なユニフォームの提案が可能となります。  当社はペンタス® UFを、あらゆる世代のワーカーに快適な着用感を提供するユニバーサルユニフォーム素材として、ワーキング、サービス向けをはじめ、オフィス、病院・介護施設のユニフォーム向け等に幅広く展開します。  東レは、長期経営ビジョン"AP-Growth TORAY 2020"において、東レグループが目指すべき企業イメージのひとつとして先端材料の東レを掲げています。今回のペンタス® UFは、東レの最先端の繊維生産技術による高機能ポリエステル素材です。  今後も東レは、当社の持つ高機能な先端素材をベースに、安全、防災、健康、環境をテーマに、より快適なユニフォーム素材を開発し、より働きやすい社会の実現に取り組んでまいります。 ペンタス® UFの概要は次ページの通りです。

1.商品名ペンタス® UF
2.商品特長(春夏シーズン向け生地)
(1)UVカット性
(2)遮熱性
(3)防透性
(4)吸水速乾性
(5)天然繊維の質感
3.販売計画2015年度 1.5億円、2020年度 15億円
4.展開用途ワーキングユニフォーム、サービスユニフォーム、オフィスユニフォーム、病院・介護衣料 等
5.2014年に建設業に従事するワーカーを対象に実施した当社アンケート結果
対象10代から60代までの全国の建設業従事者(男性)
方法インターネットによる質問への回答(回答者数:255名)
結果の概要ワーキングユニフォーム素材に求める機能性
●:45%以上
◎:25%以上
○:10%以上

6. 開発品(ペンタス®UF 春夏シーズン向け生地)の機能性
※1 紫外線保護係数(UPF):AZ/NZS 4399:1996
※2 遮熱性(カケン法):当社比較品対比の遮熱性評価
※3 防透性(カケン法):カケン法(JIS Z 8729準用)
※4 拡散性水分残留率(カケン法):当社比較品対比の速乾性評価
■評価時の使用素材
ペンタス® UF:ペンタス®α65%綿35%サマーツイル
当社比較品:レギュラーポリエステル短繊維65%綿35%サマーツイル
以 上