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2015年7月13日
東レ株式会社
2014年度の「繊維グリーンイノベーション製品」の連結売上高は1,444億円
~前年比40%増加で、連結売上高過去最高を達成~

 東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:日覺昭廣)の「繊維事業におけるグリーンイノベーション製品(以下「繊維GR製品」)」の2014年度の連結売上高は、2013年度(連結売上高1,031億円)比約40%増の1,444億円となり、連結ベースで過去最高となりました。なお、全社のグリーンイノベーション製品の売上高(2014年度:連結売上高5,655億円)に占める、繊維GR製品の比率は約26%でした。  2014年度の繊維GR製品の売上高は、環境配慮型撥水素材への転換や、自動車向け難燃繊維素材のハロゲンフリー品の拡販などを要因として「環境低負荷」素材の売上高が、前期比約5倍と大きく拡大しました。また、暖か素材や清涼素材を中心とした「省エネルギー」素材は、大きく拡大した前期並みの水準を維持しました。  東レは、「全ての事業戦略の軸足を地球環境におき、持続可能な低炭素社会の実現に向けて貢献していく」という経営方針のもと、中期経営課題“プロジェクト AP-G 2016”において、地球環境問題や資源・エネルギー問題に対しソリューションを提供するグリーンイノベーション(GR)プロジェクトを進めています。  繊維事業における“プロジェクト AP-G 2016” では、化石原料に頼らない植物原料由来バイオマス素材エコディア®の拡大に注力しています。2014年度から販売を開始した部分植物由来PET、スポーツ衣料を中心に拡大する3GT繊維に加え、南アフリカの荒廃地緑化プロジェクト等に使用するポリ乳酸(PLA)繊維の拡販を進めています。特に、部分植物由来PETは2013年にグリーン購入法のBIO-PET基準適合品となったことを契機に、ワーキングや各種イベントのユニフォーム用途での採用が進んでおり、今後は、カーテン等のインテリア、車輌内装、スポーツ衣料の各用途に展開を進める計画です。  当社は、これらの課題を積極的に推進することで、全社プロジェクトである“プロジェクト AP-G 2016”の最終年度(2016年度)の繊維グリーンイノベーション事業の連結売上高目標1,900億円を目指します。  東レは、長期経営ビジョン“AP-Growth TORAY 2020”に基づき、地球環境問題や資源・エネルギー問題に対するソリューションを提供する製品・技術の開発に取り組んでいます。また、中期経営課題“プロジェクトAP-G 2016”で掲げる「グリーンイノベーション事業拡大(GR)プロジェクト」では、当社は環境低負荷素材の拡大及びバイオマス由来ポリマー素材・製品であるエコディア®の拡販などに取り組んでいます。  当社は、今後も新しい先端素材の研究・開発を通じて持続可能な低炭素社会の実現に貢献し続ける所存です。

ボランティアスタッフユニフォーム

エコディア®PETが使用された「ESDに関するユネスコ世界会議」の
ボランティアスタッフユニフォーム

以上
<参考>
1.東レにおける「グリーンイノベーション製品」の定義
 原材料から、製造、使用、廃棄にわたる製品のライフサイクル全体において、地球環境問題や資源・エネルギー問題の解決に直接的又は間接的に貢献する以下の9項目(*)のうち、そのどれかを達成するか、または達成のために重要な役割を果たす製品。
(*) 地球環境問題や資源・エネルギー問題の解決に貢献する項目区分(9項目)
①省エネルギー(GHG(温室効果ガス)削減に限定)、②新エネルギー、
③バイオマス由来、④水処理、⑤空気浄化、⑥環境低負荷(GHG以外の環境負荷)、
⑦リサイクル、⑧プロセス革新、⑨その他
2.東レの繊維GR製品の例
(1) 省エネルギー
暖か素材、清涼素材
(2) 新エネルギー
ハイブリッド車及び電気自動車モーター用PPS結束糸
(3) バイオマス由来
バイオベースポリエステル、バイオベースナイロン、3GT繊維、
PLA繊維、熱可塑性セルロース繊維
(4) 水処理
RO膜基材用不織布
(5) 空気浄化
バグフィルター用PPS繊維、エアフィルター用不織布
(6) 環境低負荷
低ハロゲン・非ハロゲン系素材、環境配慮撥水素材
(7) リサイクル
PETリサイクル(ケミカル、マテリアル)、
ナイロン6ケミカルリサイクル
以上