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2016年6月17日
東レ株式会社
韓国子会社における
高機能ポリプロピレン長繊維不織布生産能力の増強について

 東レ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:日覺昭廣、以下「東レ」)は、この度、Toray Advanced Materials Korea, Inc.(本社:大韓民国ソウル特別市、代表理事会長:李泳官、以下「TAK」)が製造・販売する高機能ポリプロピレン長繊維不織布(以下「PPスパンボンド」)の生産能力増強を決定しました。大韓民国 慶尚北道亀尾(くみ)市にある亀尾第5工業団地のTAK社賃借敷地内に、年産約18,000トンの生産設備を増設します。新設備の稼動は2018年4月からの予定です。  ASEAN各国やインド、中国においては、高い経済成長と国民所得増による生活様式の高度化で乳・幼児用の紙おむつの需要が急速に伸びています。特に最大の消費地である中国市場では消費者の安心志向の高まりから、日本・韓国製高級品の輸入が急増するなど、グローバルで事業を展開する大手衛生用品メーカーは相次いで、アジア各国の市場に向けた工場の増設を表明しています。そのため、紙おむつの主要素材であるPPスパンボンドの需要は、新興国での乳・幼児用に加え、先進国の高齢者用の需要拡大により、2015年の約500千トン/年から今後数年の間、年率約9%で拡大し、供給が不足することが予測されます。  東レグループのPPスパンボンド事業は、現在、韓国のTAKに年産約43,000トン、中国の東麗高新聚化(南通)有限公司(TPN)に年産約73,000トン、インドネシアのP.T. Toray Polytech Jakarta(TPJ)に年産約19,000トンの生産能力を有し、日本、韓国、中国、ASEAN、インドなどアジア各国市場向けに幅広く販売しています。2016年9月には、TPJで増強中の生産設備が稼動する予定であり、東レグループはアジアにおけるPPスパンボンドの主要なサプライヤーとして、成長著しい中国やインド、ASEANをはじめとする新興国市場への事業拡大を推進しています。  東レグループは2014年度からスタートした中期経営課題"プロジェクトAP-G2016"において、成長分野での事業拡大、成長国・地域での事業拡大及び競争力強化に向け4つの全社横断プロジェクトを強力に推進しています。  今回の決定は、今後大きな経済成長が見込まれるアジアや北米、その他地域の新興国の成長を取り込む「アジア・アメリカ・新興国事業拡大(AE-Ⅱ)プロジェクト」及び、医療の質向上、医療現場の負担軽減、健康・長寿に貢献する事業の拡大を目指す「ライフイノベーション事業拡大(LI)プロジェクト」の一つとして推進するものです。東レは今後とも、東レグループの総力を結集して、成長分野や成長国・地域に向けて積極的に事業拡大を推進し、持続的な成長を目指してまいります。

以 上
<概要>
1. 会社概要Toray Advanced Material Korea, Inc. (TAK)
2. 事業内容ポリエステルフィルム、IT素材、ポリエステルフィラメント及び不織布、炭、素繊維、PPS樹脂・コンパウンド、水処理、ポリエステル樹脂の製造・販売
3. 本社所在地大韓民国 ソウル特別市
4. 設立1999年10月(営業開始 同年12月)
5. 資本金5760億ウォン(出資:東レ株式会社100%)
6. 代表者(会長)李泳官、(副会長)西本安信
7. 従業員数1317名(2016年4月現在)
8. PPスパンボンド生産能力 :
<TAK>年産約43,000トン(TAK増設後 年産約61,000トン)
<東レG計>年産約153,000トン(2016年9月予定)
(TAK増設後 年産171,000トン)
以 上