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2012年7月10日
東レ株式会社
2011年度の「繊維グリーンイノベーション製品」の売上高は前期比21%増の825億円を達成

 東レ(株)(本社:東京都中央区、社長:日覺昭廣)の「繊維事業におけるグリーンイノベーション製品(以下「繊維GR製品」)」の2011年度売上高は、前期比約21%増の825億円となりました。なお、当社繊維事業の売上高(2011年度:6384億円)に占める繊維GR製品の売上高の比率は約13%(*)でした。  2011年度は社会的な節電要請を背景に、冷暖房温度を調整しても快適に過ごせる暖か素材や清涼素材を中心とした「省エネルギー素材」が大幅に伸びたほか、官公庁/企業向けワーキングユニフォーム用の「リサイクル繊維」や、「空気浄化装置用素材」、「バイオマス由来繊維」についても売上を順調に拡大しました。  2012年度の繊維GR製品の売上高については、引き続き社会的な節電要請を背景に「省エネルギー素材」が伸びるほか、「リサイクル繊維」、有害物質の排出・使用を抑制した「環境低負荷素材」、「バイオマス由来繊維」の販売拡大が期待されることから897億円を計画しています。  東レは、「全ての事業戦略の軸足を地球環境におき、持続可能な低炭素社会の実現に向けて貢献していく」という経営方針のもと、中期経営課題“プロジェクト AP-G 2013”において、地球環境問題や資源・エネルギー問題に対するソリューションを提供するグリーンイノベーション(GR)プロジェクトを進めています。  昨年6月には繊維事業分野におけるGR製品の戦略立案、事業企画・事業化を推進する専任組織として「繊維グリーンイノベーション室」を設置し、「省エネルギー素材」や「バイオマス由来繊維」、「リサイクル繊維」など7つのテーマで繊維GR製品の事業拡大に積極的に取り組んでいます。当社は“プロジェクト AP-G 2013”の最終年度にあたる2013年度に、繊維GR製品の売上高目標930億円を達成するべく、繊維事業におけるGRプロジェクトを一層推進してまいります。  東レは、長期経営ビジョン“AP-Growth TORAY 2020”に基づき、今後も地球環境問題や資源・エネルギー問題を解決し、脱石油資源の潮流を捉え、「ケミストリーの力」を駆使してグリーンイノベーション事業をグローバルに展開することで、持続可能な低炭素社会の実現に貢献して参ります。 (*)全社のGR製品売上高に占める、繊維GR製品の比率は約19%です。


以上

<参考>

1.東レにおける「グリーンイノベーション製品」の定義 

 原材料から、製造、使用、廃棄にわたる製品のライフサイクル全体において、地球環境問題や資源・エネルギー問題の解決に直接的又は間接的に貢献する以下の9項目(*)のうち、そのどれかを達成するか、または達成のために重要な役割を果たす製品。

(*)地球環境問題や資源・エネルギー問題の解決に貢献する項目区分(9項目)

①省エネルギー(GHG(温室効果ガス)削減に限定)、②新エネルギー、③バイオマス由来、④水処理
⑤空気浄化、⑥環境低負荷(GHG以外の環境負荷)、⑦リサイクル、⑧プロセス革新、⑨その他

2.東レの繊維事業における「グリーンイノベーション製品」例 

(1)省エネルギー:
   暖か素材、清涼素材
(2)新エネルギー:
   ハイブリッド車及び電気自動車モーター用PPS結束糸
(3)バイオマス由来:
   3GT繊維、PLA繊維、熱可塑性セルロース繊維、バイオベースナイロン
(4)水処理:
   RO膜基材用不織布
(5)空気浄化:
   バグフィルター用PPS繊維、エアフィルター用不織布
(6)環境低負荷:
   難燃ポリエステル長繊維
(7)リサイクル:
   PETリサイクル(ケミカル、マテリアル)、ナイロン6ケミカルリサイクル

3.繊維事業における「グリーンイノベーション製品」の売上高推移

繊維事業における「グリーンイノベーション製品」の売上高推移

繊維事業における「グリーンイノベーション製品」の売上高推移


以上