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2020年11月16日
東レ株式会社
東レの逆浸透(RO)膜が中東地域における海水淡水化プラントで活躍
-バーレーン王国とアラブ首長国連邦で連続受注を獲得-

 東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:日覺昭廣、以下「東レ」)は、このたび、バーレーン王国(以下、「バーレーン」)のアル・ドゥール第2海水淡水化プラント向け、ならびにアラブ首長国連邦(以下、「UAE」)のウム・アル・カイワイン海水淡水化プラント向けに、あわせて91万㎥/日という大規模な造水量を生む逆浸透(RO)膜を納入します。なお、ウム・アル・カイワインは68万㎥/日の造水量を誇り、RO膜法による世界最大の海水淡水化プラントの一つになります。  製品ならびに技術サービスの提供は、東レグループ現地子会社であるToray Membrane Middle East LLC(所在地:ダンマン、略称「TMME」)が担う予定です。東レは、TMMEを基盤とした現地供給・現地サービスの強化により、世界のエネルギー安定供給を支える中東地域の水不足解決に貢献してまいります。

1.RO膜受注の背景
 アラビア湾岸諸国では、人口増加を背景とした旺盛なインフラ投資が行われ、特に多くの飲料水確保のための海水淡水化プラントの建設計画が進行しています。新たに海水淡水化プラントを建設する場合には、温室効果ガスの排出削減を考慮し、エネルギー消費の多い蒸発法から、逆浸透圧を利用するRO膜法を採用する事例が拡大しています。
 今回の受注について、バーレーンのアル・ドゥール第2海水淡水化プラントでは、既設プラント(アル・ドゥール海水淡水化プラント)で使用されている当社RO膜の8年以上に渡る安定稼働実績が評価され、第2期も受注するに至りました。
 UAEのウム・アル・カイワイン海水淡水化プラントでは、中東における当社の堅実な実績及び安定運転に必要な技術提案が高く評価され、受注に至りました。

2.今後の展望  東レのRO膜は、海水淡水化をはじめ、下水の浄化、工業用途など幅広く使用されており、グローバルな営業・生産・技術サポート体制を基盤に世界の水問題解決のため普及を進めています。これまでの累積出荷量は生産水量ベースで7,900万㎥/日以上であり、生活用水換算で5.5億人(世界人口の約7%)の需要量に相当します。  当社は、当社が目指す2050年の世界を示した“東レグループ サステナビリティ・ビジョン”や「持続的かつ健全な成長」の実現に向けた長期経営ビジョン“TORAY VISION 2030”の中で、安全な水の提供を東レグループが取り組むべき課題として掲げています。今後も、RO膜をはじめとした最先端の膜技術を提供し続けること、また需要地での技術サービスをグローバル規模で充実させていくことにより、産業拡大、人口増加により今後ますます水需要が拡大することが見込まれる中東地域における水問題の解決に貢献してまいります。  今回、当社がRO膜を納入する海水淡水化プラントの概要は以下の通りです。

アル・ドゥール第2海水淡水化プラント
・場所バーレーン王国アル・ドゥール地区
・造水量23万m/日
・稼働予定2022年
・建設SIDEM Veolia(仏)
ウム・アル・カイワイン海水淡水化プラント
・場所アラブ首長国連邦 ウム・アル・カイワイン首長国
・造水量68.1万m/日
・稼働予定2022年
・建設SIDEM Veolia (仏)
以 上