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2017年11月28日
東レ株式会社
東レハイブリッドコード株式会社
東レハイブリッドコード株式会社による製品検査データの書き換えについて

 この度、東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:日覺昭廣、以下「東レ」)の子会社である、東レハイブリッドコード株式会社(本社:愛知県西尾市、社長:鈴木信博、以下「THC社」)において、THC社のお客様に対する「納入製品の検査成績書に記載のデータ」を不正に書き換えていたことが判明しました。  東レグループにおいて「企業倫理と公正」は、経営の最優先課題のひとつとして、役員・社員全員に周知徹底するとともに、自由・公正・透明な市場競争に基づく適正な取引を行い、社会の厚い信頼を得られる企業活動を行うべく努力して参りました。ところが、このような事態を招いてしまいましたことは誠に遺憾であり、関係の皆さまにはご迷惑とご心配をおかけしましたことを、改めまして深くお詫び申し上げます。  なお、本件の発覚を契機として、東レグループ全体にわたる調査の徹底と精査を行っていますが、現時点で法令違反や製品安全上の問題のある案件は見つかっていません。  また当社グループでは、今後より一層のコンプライアンス強化に努め、再発防止とともに信頼の回復に全力で取り組んで参る所存です。  本件の概要は以下の通りです。

1.子会社の概要
(1)社名東レハイブリッドコード株式会社(略称:THC社)
(2)所在地愛知県西尾市上矢田町神明寺(かみやたちょうしんみょうじ)3番地
(3)代表者代表取締役社長 鈴木 信博(すずき のぶひろ)
(4)資本構成東レ100%
(5)事業内容タイヤコード、産業用コード、カーペットパイル糸等の産業資材用繊維製品の加工事業
2.データ書き換えの内容
 THC社が本社工場で生産する製品(各種コード類=補強材)において、お客様であるタイヤメーカー、自動車等部品メーカー、抄紙用フェルトメーカーなどに納入する際の品質検査において、お客様との取り決めである当該製品の品質データ数値を一部不正に書き換えていました。
・当該製品タイヤコード、自動車用ホース・ベルト用コード、抄紙用コード
・書き換え件数約4万件のデータを調査した結果、お客様と取り決めた規格から外れたデータの規格内への書き換えが149件。
・書き換え期間2008年4月~2016年7月
・対象となるお客様数13社
3.お客様への影響
(1)データの書き換えは有ってはならないことでありますが、規格外の測定結果を規格内に書き換えた当社製品の品質につきましては、何れも規格値からの乖離がごくわずかであり、規格内製品と実質的な差は無いと考えております。
(2)該当製品をお使いいただいているお客様については、現在順次ご報告しているところですが、これまでご報告したお客様からはいずれも、性能上及び製品安全上の問題があるとのご指摘はいただいておりません。
4.本件を受けての対応
 THC社が不正に書き換えを行った製品について、お客様にて不具合が生じた場合には、誠意をもって真摯にかつ迅速に対応いたします。
 書き換えを含む不正行為が再発しないように、2016年10月からTHC社の品質保証体制を改めています。
 なお、本件の関係者に対する処分については、経緯を含めた全容が明らかになり次第、決定いたします。
以上